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* ヴォイニッチの書棚
番組アイコン  読みやすくて、知識が蓄えられる科学に関する書籍を厳選して紹介します。
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 樽町野久栄乃

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ヴォイニッチの書棚
2009年
01月15日更新
35冊目「巨大高層建築の謎」
ソフトバンククリエイティブ 高橋俊介著
 アルキメデスの原理をご存じでしょうか。「流体中にある物体の受ける浮力の大きさは、その物体が押しのけた流体の重さに等しい」というアルキメデスの原理は水だけでなく土にも当てはまるのです。つまり、地下空間を持ったビルを建設することは船を海に浮かべるのと同じことなのです。知ってましたか?
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MP3(1部/8.08MB)
2009年
01月01日更新
34冊目「からだビックリ!薬はこうしてやっと効く ―苦労多きからだの中の薬物動態―」
技術評論社 中西貴之著
 あたりまえですが、薬は服用すれば効きます。しかし、この“あたりまえ”は、実はあたりまえではありません。薬は体にとっては異物である以上、体はあらゆる手を使って薬を排除しようとします。そうした体の防御をすりぬけて患部に到達しない限り、薬は効かないのです。本書では、薬が体内防御をどのようにすり抜けていくのかを、掘り下げていきます。あの手この手を使って薬が体内を旅していく模様は、あたかも艱難辛苦を乗り越え目的地にたどりつく、三蔵法師のような辛い辛い旅なのです。
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MP3(1部/9.16MB)
2008年
12月18日更新
33冊目「アキレスとカメ」
講談社 文章:吉永良正 絵:大高郁子
 アキレスとカメのパラドックスは「ゼノンのパラドックス」と呼ばれています。ゼノンとは、紀元前490年頃から紀元前430年頃の、古代ギリシアの自然哲学者の名前です。ただ、ゼノンという名前は日本で言えば、太郎さんや花子さんに相当するありふれた名前ですので、アキレスとカメのゼノンのことを特に「エレアのゼノン」と呼びます。
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MP3(1部/7.99MB)
2008年
12月04日更新
32冊目「原子力ルネサンス」
技術評論社 知りたいサイエンスシリーズ 矢沢潔著
 1950年代から60年代にかけて、人類の文明の未来は原子力で華々しく発展すると考えられていました。鉄腕アトムの連載が始まったのが1952年。原作の公式設定においてアトムが登場したのは、2003年のことでした。核分裂からエネルギーを商業的に取り出すことにやっと成功した時代、50年後にはあらゆる物が原子力エネルギー、しかも現在の発電所で使用されている核分裂ではなく、太陽のエネルギー源と同じ核融合エネルギーを源にして動いている世界を思い描いていたのです。アトムはマンガの世界だけの存在ですが、同じ時代、アメリカではすでに原子力を動力源として潜水艦、航空母艦、巡洋艦などが実用化されていました。
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MP3(1部/7.71MB)
2008年
11月20日更新
31冊目 「化学物質はなぜ嫌われるのか」
技術評論社 知りたいサイエンスシリーズ 佐藤健太郎
中国産の餃子で確認されたような、健康に悪影響を及ぼすほどの農薬混入は、確かに大問題ですが、日本人はこの問題にあまりに敏感になりすぎています。たとえば、メラミンのような、本来食品に使われるはずのない、安全性の基準がよくわかっていない物質の混入は、問題かもしれません。けれど、科学者によって安全性が確認され、食品に使うことが許されている物質でさえ、わずかに混入していただけで大騒ぎになってしまうのは、過剰反応ではないでしょうか?
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MP3(1部/8.21MB)
2008年
11月06日更新
30冊目 「ビールボーイズ」東京創元社・竹内真
 ビールの歴史は古く、既に、世界最古の文明であるメソポタミア文明の、シュメール人により、大麦を使い作られていたとされています。その後、紀元前3000年頃に、古代エジプトにビールの製法が伝わりました。エジプトでは、ピラミッドの建造に関わる労働者が、一日の作業の疲れを癒すためにビールを飲んでいたことが、壁画などから最近わかっており、ビールは5000年以上もの長きにわたり、疲れを癒す爽快な飲み物として親しまれてきました。
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MP3(1部/6.75MB)
2008年
05月22日更新
29冊目
「実験医学増刊・再生医療へ進む最先端の幹細胞研究」
羊土社発行 山中伸弥監修
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4758102899/hikoshima-22/
 重度の心臓病や白血病、若年性糖尿病など、臓器移植以外に患者を救う方法がない病気はたくさんあります。ところが、唯一の望みの臓器移植も、適合性の問題や、そもそも、臓器を提供する側のドナーが、患者数に比べてあまりにも少ないため、ほとんどの患者は、臓器移植を受けることができずに病に苦しみ続けて亡くなられます。難病患者を救う未来の治療方法として、現在研究が進んでいるのが、試験管内で臓器細胞を作りだし、それを患者に移植する方法です。この方法に対するアプローチは、幾通りか行われていますが、その中で、次世代の医療技術として注目を集めているのが、iPS細胞と呼ばれる特殊な細胞を、試験管の中で臓器細胞に変化させ、それを患者に戻す再生医療です。
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MP3(1部/3.42MB)
2008年
05月08日更新
28冊目
「キカイはどこまで人の代わりができるか」
井上猛雄著、ソフトバンククリエイティブ発行
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797344555/hikoshima-22/
 人の役に立つような、自動で動く機械を作ることは、遥か古来からの人類の夢でした。ロボットの原型となる「オートマン」と名付けられた機械仕掛けの人形は、紀元前8世紀頃のギリシア神話の中にも描かれていました。紀元前2世紀頃になると、機械仕掛けで人間の役に立つものを作ろうと、工夫をする人が現れ、この頃すでに自動ドアや自動販売機が発明されていました。自動ドアを発明したのは、エジプト北部の都市アレクサンドリアの科学者である、ヘロンだとされています。
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MP3(1部/3.36MB)
2008年
04月24日更新
27冊目
「南極大図鑑」
国立極地研究所 監修 小学館発行
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/409526151X/hikoshima-22/
地球の全陸地面積の8.9%を占める南極大陸は、その面積1400万平方キロメートルで、日本の国土面積の37倍もある大陸です。非常に寒冷、かつ、ほとんど水がないため、ペンギン、アザラシ、コケの仲間など、ごくわずかな種類の生物しか生息していません。人間も南極大陸に永住したことはこれまで一度もなく、現在、世界各国の観測基地で科学観測に携わる職員が約4000人滞在しているのみです。それでもインターネットのトップレベルドメインが割り当てられていて、.aq(ドット aq)となっています。


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2008年
04月10日更新
26冊目
「科学力のためにできること」
渡辺政隆 監訳/近代科学社発行
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4764950022/hikoshima-22/
目的地にたどり着けぬまま終わる人生は悲劇ではないが、目指すべき目的のない人生は悲劇である。夢がかなわなくても不幸ではないが、心に夢を描けないのは不幸である。星に到達できなくても不名誉ではないが、到達すべき星がないのは不名誉である。失敗することではなく、目的を失うことこそが罪である

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