|
2008年02月23日更新
Chapter-192 脳機能に関する最新研究
脳では非常に複雑な情報処理が行われています。例えば、脳の中の海馬という場所は記憶をつくる役目を担っていますが、記憶の手掛かりとなる臭いや眼で見たものは細胞の先端で情報処理されますし、処理された情報は細胞の根っこのあたりでやり取りが行われることが解剖学的な研究からわかっています。このように情報のやり取りを行う場所が機能ごとに別れていますので、同じ機能に関する情報を使う神経細胞は同じ場所に集まってしまうわけですが、これが上手に束ねられているということです。 ●関連サイト |